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自分らしく生きる

移住者インタビューvol.11:心身共にリラックスできる場所

2022.07.31

長谷川おぎん綾子
コミュニティファシリテーター
2021年移住 福島市出身

心の底からリラックスでき、土のにおいや風の音、木々のささやき、自然を感じられる宮代町。自分の気持ちに素直に向き合えるこの場所が気に入り、引っ越してきた長谷川おぎん綾子さん。旧姓荻野のアイデンティティを忘れずに持ち続けたいという想いから“おぎん“をミドルネームとして残しているそうです。


宮代町移住のきっかけ

初めて宮代町に遊びに来たのは、宮代町に住む友人家族に会いに来た10年ほど前です。
田園風景が広がっていて、住んでいた東京からも1時間で来られるので良い場所だなぁとは思っていましたが、当時は移住するとは思ってもいませんでした。

コロナ禍に入り息子が通っていた東京の学校では校庭で遊ぶ時間が限られてしまったり、公園も人が多く、足を運ぶのも躊躇してしまうほどでしたが、宮代ではのびのびと過ごすことが出来ました。
何度か遊びに来ているうちに宮代にも拠点があった方が便利だと思い始め、アパートを借り、平日は東京の谷中、週末だけ宮代で暮らすという二拠点生活をスタート。

宮代では家族4人で寝るのに窮屈すぎるくらいのアパートでしたが、季節の移ろいを肌で感じることができる自然の豊かさはその窮屈ささえも忘れさせてくれました。
日曜日は新しい村の夕日が谷中に帰る合図。
電車から見る田園風景と夕焼けの光景にも心をわしづかみにされていました。

気づけば二拠点生活が7か月経ったころタイミングよく家が見つかり、ついに移住を決めます。

笠原小学校に子どもを通わせたかったこと、東京までも近くて便利な距離だったこと、友人家族が住んでいたことも決め手となり、移住することになりました。
 息子は生まれ育った谷中を離れることに強い不安を抱えていたのですが、いまでは学校での出来事を半ば興奮気味に楽しそうに話してくれます。
笠原小学校という建物や環境の魅力はもちろんですが、先生の何気ない声掛け、子どもに対する姿勢や気持ち、同級生の存在が大きいのだと思います。

多忙な生活をしていた谷中を離れ、深呼吸をしながら自然の光を浴びて朝の散歩をすることが日課となり、自然を近くに感じられる環境のお陰で体が楽になりました。

身体が喜ぶ野菜と出会う

幼い頃は農家だった祖父母と過ごす事が多く、畑仕事もお手伝いしていました。生まれ育った福島県は自然に恵まれた場所で、とにかく口にするものが新鮮で甘みがあり、おいしかったのですが、ずっとそれを普通だと思っていました。しかし、上京してから美味しい野菜に出会うことの難しさを痛感。

新鮮なものを食べたいなら自分でつくってみよう!と思い立ち、二拠点生活を始めた頃から新しい村にある畑の一角を借りて無理なくできる範囲で野菜を育てています。
野菜を栽培して収穫して食べるということだけではなく、土を触り、野菜を愛でるこの時間がとても大切な時間になっています。
新しい村で販売している朝採れブロッコリーやレタスもお気に入りで、この町に来て心から美味しいと思える野菜に出会えたことが嬉しかったです。

これまでの経験で気づいた“頑張りすぎないこと”

大学ではインドの貧困問題に関心を持ち始めました。
職業訓練センターで貧困層の女性たちが作る手作りの雑貨品を日本に輸入し、少しでも生活を助けたいという思いからフェアトレードを行うNGOを立ち上げました。しかし、自分1人が動いただけで、そうそう世界を変えることはできない、と思い知らされます。
体力の限界を超えるほど力を注いでしまい、体調不良に。

社会人になってからも、自分の気持ちや体調よりも仕事を優先させて頑張り、トップクラスの成績になっても残るのは虚しさ。人からは評価されても、達成感はあまり感じられませんでした。

その後、夫と出会い、東京の転勤に伴い私自身も転職。
人のやりたいことやコミュニティづくり・組織運営を応援・サポートするという仕事や、NPO法人へ転職し、「コミュニティ・ファシリテーター」という肩書のもと人事として組織づくりに携わる日々。その仕事にとてもやりがいを感じていました。
ただ、やりがいは感じながらも仕事で多忙な日々と家族の体調不良や出産、子育てが重なり、心身の限界を超えてしまいました。

自分自身の心を整理してくれたもの

そんな時に出会ったのが、“表現アートセラピー”
絵、ダンス、音楽などを使って、心、からだ、感情すべてにアプローチし、自分で表現したものから気づきを得るものです。

クレヨンを利き手ではない手で持ち、テーマに対して自分の想いのままに無心で描きます。
ポイントは3歳の自分に戻ること。描き終わった後にそれぞれどんなことを想い、その絵を描いたのかを共有します。
誰かに話すことで自分と向き合い、気持ちが整理されます。

今まで潜在化していた自分のモヤモヤした気持ちやありたい姿、ワクワクを視覚や言葉にできるようになり、自分への理解が深まることでとても元気になりました。
そこから、表現アートを本格的に学び、MIYASHIROアートリートの活動開始。アートリートとは「表現アート」と「リトリート」の造語です。リトリートとは仕事や家庭・人間関係などの日々の忙しい生活から離れ、自分と向き合う時間をもち、心身ともにリセットすること。
今後は宮代町の自然を活用しながら心身ともにリラックスした状態でワークショップも開催してみたいです。

自分自身が色々挑戦してきた経験をもとに、コミュニティづくりのノウハウを広めたり、誰かのやりたいことを引き出し、なりたい姿になるためのお手伝いも引き続きしていきたいと思っています。

宮代は

豊かな自然のお陰で心身ともにリラックスでき、自分らしく自然体になれる場所、それが宮代町です。

【編集後記】

撮影を始めた瞬間、自ら葉っぱを触り始めたり、枝を集めてスワッグを作ったり…
初めての撮影にも関わらず緊張した素振りもなく、いつも通りの仕草をしてくれたおぎんちゃん。これまで色々な経験を積み重ねてきたおぎんちゃんだからこそ、自分らしくいることの大切さを伝えたい!という想いの強さを感じました。
“1人ではないよ、みんながいるよ”
人に頼ることが悪い事ではなくてみんなで共有して問題を解決することがみんなの幸福度につながるんですね。
9月からはおぎんちゃんが講師を務める”自分と地域につながるためのコミュニティのつくり方講座”が始まります。
リーダーの幸福度が高ければ、自然とその会社やコミュニティがいい方向に傾いていく。いつも生き生きと幸せそうにしているリーダーと一緒に活動したい、と思うのは当然ですよね!

<関連リンク> 
 新しい村
 宮代町の小学校を知ろう
「移住者インタビュー」バックナンバー    

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