大西さんファミリー
2014年に移住 東京都出身
休日の新しい村。ほっつけ田からつながる水路には
ザリガニを釣ろうと多くの親子が集まっています。
大西さんファミリーも手作りの釣り竿を持ってやって来ました。
3人のお子さんをこの町で育てることに決めたご夫婦は共に東京都のご出身。
なぜ宮代町に移住されたのかを奥さんに伺いました。
家の近くに思い切り遊べる自然が欲しかった
私は東京で生まれ育ちましたが、両親が青森県の出身で、
子ども時代は両親の帰省のたびに大自然のなかで遊び回っていました。
その体験から、子どもには家の近くに思いきり遊べる
自然があったほうがいいなという考えがありました。
私が生まれ育った品川の辺りは、かつてたくさんの団地があり、
公園があり子どもも多かったのですが、
再開発が進み今では大都市になりました。
都会でも大きな公園の近くに住むこともできますが、
予算との兼ね合いや、階下への音の気兼ねもあり
マンションではなく戸建てを希望していたので、
夫の通勤に便利な東武線沿線で住宅を探すことにしました。
賃貸住宅で考えたこと
私たち夫婦は二人とも堅実な性格なので、
最初から戸建てを購入することは考えませんでした。
まず通勤しながら埼玉県で暮らしてみて、それから段階を踏んで
という感じでした。最初は草加に住んで、その後、
越谷にいい賃貸物件が見つかったので引っ越ししました。
そこで出会ったお隣の部屋の方がとてもいい方で、親しくさせてもらいました。
住みやすい住宅だったのですが、その方が賃貸住宅に20年住んでいて
「20年住んだら戸建てが買えるほどの家賃を払った」
というお話を聞いて、ついに戸建てを購入することを考え始めました。
「エキチカスローライフ」に惹かれて
新築物件を探し始めたときに、宮代町の物件の広告で
ある工務店の「エキチカ(駅近)スローライフ」
というキャッチフレーズが目に留まりました。
私の中でスローライフというのは、
〝子どもと一緒に自然の中で人生をゆったりと楽しむ”
というイメージだったので、そのような暮らしが
宮代町で実現するのではないかと期待しました。
それまで宮代町のことは知りませんでしたが、
実際に来てみると笠原小学校や進修館のような珍しい建物があって、
新しい村が自然豊かでとても素敵な場所だと思いました。
また、ローンの支払いであくせくしたくなかったので、
宮代町の物件は金銭的に無理が無かったのも大きかったです。
自宅でホームシアターを楽しんでいます
夢だった戸建てに引っ越し、家族で座れる大きなソファーを買いました。
休日には夫がこだわって購入したプロジェクターで
リビングの壁に映像を映してホームシアターを楽しんでいます。
ここからは春日部方面や久喜方面にも出かけやすいので
車でいろいろなショッピングセンターへ出かけています。
実家へは高速道路を利用して帰省しています。
目の前は大きな畑です
近所にはあちこちに畑がありますが、
新居の目の前にも大きな畑があって、
引っ越してきてから持ち主の方とも仲良くなりました。
都会では野菜の旬などわからなかったのですが、
季節によって畑で育っている野菜が違うので
見せてもらったり、たまに頂いたりしています。
採れたての野菜はとても美味しいです。
夫婦の楽しみは夜のこっそりBBQ
子育てで忙しい毎日ですが、子どもたちが寝たあと、
たまに夫と二人で、庭でミニBBQをしています。
煙の出ないコンロなので、ご近所迷惑にはならないし
二人のひそかな楽しみです。
私は育児休暇中のため、平日にできることを今のうちにやってあげたい。
町のイベントに参加したり、子育て支援センターで遊んだり。
子どものためにいろいろ手作りも楽しんでいます。
学生時代、アコースティックギターのサークルに入っていました。
趣味がギターの弾き語りなので、いつかどこかで歌ってみたいと思っています。
宮代町は市民活動が盛んで、いろいろなイベントがあるので
「やりたい!」と言えばそれも難しいことではないように感じます。
宮代町での子育ては?
【編集後記】 大西さんご夫婦は、お子さんがいなければ、東京を離れることはなかったそうです。東京は便利で刺激的で何でもある大都会ですが、いざ子どもを育てようとなると、自然の中で遊べる場所はほんのわずかです。身近に安心して遊べる自然があって、都内への通勤、通学が便利な宮代町を選んで移住された大西さんは、お子さんとのスローライフを楽しんでいらっしゃいました。この町で、桜に祝福されたような春、暑さを逃れ木陰で涼んだ夏、落ち葉を踏みしめて歩いた秋、もう二度と春は来ないかもしれないと思う殺風景な冬を幾度も過ごして大きくなっていく子どもたち。自然の中で過ごした子ども時代の思い出には家族の温かな笑顔が変わらずあり続ける。大西さんファミリーの素敵な笑顔を見ていると、ふとそんなことを思いました。(よん) |
<関連リンク>