もうすぐ東武動物公園駅の西口駅前広場が完成する! という頃にワクワクしながらお話をうかがった記事です。
※この記事は「みやしろで暮らそっ」のバックナンバーから反響の大きかったものをリライトしたものです。
(2015年年1月・6月特集より、なお写真は2018年現在のもの)
施工を担当したUR都市機構さんにお話をお聞きすると、そこには小さな遊び心がいっぱいでした。東武動物公園に遊びにいらした際に、是非見つけてみてくださいね。
西口駅前広場のイメージは「鉄道の記憶」と「宮代町らしさ」。
東武鉄道の工場跡地を活かした駅前ロータリーなので、それを感じさせるデザインにしたかったのですって。
線路をイメージした2本のライン、ベンチ付近には手動の分岐器のモニュメント…まさに鉄道の記憶がここに。
駅前広場の休憩スペースは「輪」になっています。
これは宮代町のコミュニティーセンター進修館のコンセプト世界の中心の「輪」と共鳴させたもの。
みんなが輪になって集うスペースは人と人の繋がりを大切にする宮代町らしくて素敵ですね。
宮代らしさと言えば、駅前広場の入口は町の名前の由来になっている姫宮神社と身代神社の鳥居をイメージしたそうです。
「ご神木の木」「鳥居の石」「鉄道の鉄」を融合させて、近代と自然を表現したデザインなのだそうです。
また、動物の足跡が舗装ブロックの中に配置されていますが、これはもちろん駅名でもある東武動物公園にちなんだもの。皆さんは見つけられましたか?
ライトも町のカラー・巨峰紫なのです。
案内看板では宮代町のヒーロー、ハナレンジャーがお出迎え。
電線は地下に埋めすっきりした印象に。歩道と車道は無段差擦付といって、段差はないけれど視覚障がいのある方にもわかりやすくなっているそうです。ベビーカーや車いすの移動にも優しい造りですね。
お話を伺った平川さんによると「宮代町はヒューマンスケールでできている」とのこと。「駅を降りると『街』として整備された人の住む場所があり、10分も歩けば自然の残る里山や田んぼがある。子育てをするには素晴らしい環境ですね」とおっしゃっていました。
はい!動物園のある町、大学のある町、自然の残る町、世界の味が食べられる個人店が頑張る町!自慢はたくさんあります。
これからも大切に守っていきたい自然や里山、東武動物公園という大きなレジャー施設、大学…そして人の住む場所としての機能がより充実すれば、ますます宮代の魅力がアップしますね。
都会に比べれば若いファミリーでも広い土地が手に入りやすい宮代町は、今、若いファミリーが増えています。
あなたも、こんな町で暮らしませんか?