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ゆったりとした時間の中で

移住者インタビューVol.2子育てしながらcafé開業の夢を叶えました

2018.07.01

石井いずみ・カフェオーナー
石井建次・会社員
2015年移住 千葉県出身

cafeこかげ 料理

地元農家の野菜をたっぷり使ったランチプレートや
素朴なおやつが人気のcafeこかげ。

2017年暮れに開店したばかりのこのカフェは
子育て真っ最中のママさんが長年の夢を叶えた場所です。

食の大切さを痛感して

cafeこかげ ご主人

cafeこかげ お野菜とメニュー

 

以前編集の仕事をしていた時、忙しさの中で食事がおろそかになりがちでした。
体調も崩しがちな時に有機野菜の食事をいただく機会があり
その時、口にした野菜のひとつひとつに体が癒されるのを感じました。

それをきっかけにして飲食関係の仕事に興味を持ち
カフェへ転職。7年ほど勤務している中で
いつかは自分のお店を持ちたいなという夢を持つように。

春日部から宮代へ

宮代町 進修館

結婚を機に千葉市から夫の職場近くの春日部市に引越しました。
私は都市部で生まれ育ったので、春日部に来て
ゆったりしたペースで暮らせることが
自分にとっては合っているなぁと思いました。

宮代町 進修館 内観 宮代町 進修館 内観

ある時、友人に「宮代町に面白いところがあるよ」と誘われ
進修館に来てみると、素敵な建物で驚きました。

2階のカフェスペースでお茶をしたとき
時の流れが春日部よりさらにゆったりしているのを感じました。
そしてそのペースが心地よいなぁと。
ユニークな建物の笠原小学校も魅力的で
こんな街で子育てをしてみたいな、と思うように...。

宮代町 笠原小学校

自宅は築40年の賃貸です

広いお庭で遊ぶお子さん 東武動物公園駅周辺で見つけた物件

妊娠を機に、夫と相談し宮代町への移住を決心しました。
都内への通勤に便利なので東武動物公園駅周辺で家を探し始め
築40年ですがお庭が広い物件を見つけました。

大家さんの許可を得て庭を改造し芝を敷き
夏にはプールを出して子供と遊んでいます。

商工会のセミナーを受講して

cafe こかげ コーヒー cafe こかげ

まだ子供が生まれる前に宮代町商工会の女性創業応援セミナーを受講しました。
そこで知り合った女性が同じくカフェ開業を目指していて意気投合。
一緒に事業計画書を何度も書き直したり、励まし合いました 。

その方は私より一足先にカフェをオープン。
自分のことのように嬉しかったです。

TiTi cafe 野口さんと(写真左)

TiTi cafe 野口さんと(写真左)

 

外観

子育てしながらの開業は夫の全面協力で

子育てしながらの開業は夫の全面協力で

子供が生まれ1年ほどは育児に専念しましたが
その間も開店計画は進めていました。
夫は子育ても家事も喜んで引き受けてくれて
私の夢も応援してくれています。

子育てしながらの開業は夫の全面協力で

子育てしながらの開業は夫の全面協力で

~夫 建次さんに伺いました ~
妻は結婚前から〝夢はカフェを持つこと″と言っていました。とても冒険心のあるおもしろい人、そしてその夢を実現できるよう応援したいと思いました。 子供を持ってみると想像以上にその存在が可愛くて、世話をするのが楽しいので、それに関わる家事も楽しんでいます。

地域の皆さんの力を借りて

プロの方から教えてもらいながら実習という形で 地域の皆さんに塗っていただきました。

お店の改装は地元の建設業者の女性建築士の方にお世話になりました。
店内の漆喰塗りは〝漆喰教室″を開催し
プロの方から教えてもらいながら実習という形で
地域の皆さんに塗っていただきました。

〝漆喰教室″の様子 〝漆喰教室″の様子

 

(株)松建工業 松浦さん(写真右)

(株)松建工業 松浦さん(写真右)

 

 

参加した方の感想
漆喰塗りは職人さんがやると簡単そうに見えましたが自分でやってみるととても難しかったです。3回塗らなくてはならず苦労しましたが、塗り終わった壁にはとても愛着を持ちました。(Aさん 50代女性)

 

漆喰が想像以上に重たくて、混ぜるのも大変だし、片手で持ちながらもう片手で壁に塗るのは本当に大変で、職人技なんだなぁと思いました。
3回塗るうちの最初の1回目を塗ったので表面的には見えないところを作業しましたが、塗りながらどんなお店ができるのか楽しみになりました。(Hさん 30代女性)

休日は家族でのんびりと

新しい村

休日は、新しい村や しらおか味彩(あじさい)センターによく行きます。
買い物をしたあと遊べるし、のんびりできます。
今は自分の店が開店したてで、夫の休日に子供を任せて仕込みをしていますが
子供が保育園に入ったら営業日を見直して
もっと家族で過ごせる時間を持ちたいと思っています。

地域の役に立てるカフェに

こかげcafe 調理の様子 こかげcafe 料理

お店の名前は「木陰(こかげ)で憩うようにのんびりできるカフェを」
ということで名づけました。 野菜は杉戸、幸手、そして地元宮代の農家さんと契約しています。
かつて私が新鮮な野菜の食事で癒されたように
私も食材の力を活かし、おいしいお食事を提供していきたいです。
また、お店をベビーマッサージなどの講座に使ってもらったり
広報やイベントのチラシを置くコーナーを作って
街の情報ステーションになれれば嬉しいです。

こかげcafe 外観 広報等を店内に設置

宮代町のいいところは…

宮代町のいいところは…”ひと”

 

 

【編集後記】

「自分のカフェを持ちたいの」と言うのは簡単ですが、
地道に修行を続け、事業として成立させるところまで行ける人はなかなかいません。
それを結婚、出産という女性の大イベントと同時進行したということは本当に驚きです。
今回は、オーナー石井さんの情熱とご主人のあたたかなサポート
そして何より宮代町に素敵なご家族が移住してくださったことをご紹介できて嬉しく思います。
庭の大きな梅の木に花が咲くのが楽しみです。
またお店に寄らせてくださいね。(よん)

 

<関連リンク>
cafe こかげ / TiTi cafe / ㈱松建工業 / 進修館 / 宮代町商工会 / 新しい村 / しらおか味彩センター

「移住者インタビュー」バックナンバーはこちらから

 

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