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  • 我が子の良いところ探し

    2019年11月1日
  • アバター画像 栗原 富智枝
    子育て支援センター げんきっ子で相談員をしています。「子どもにとって大切なこと」それはゆったりとあたたかく子どもの成長を見守る回りの大人の存在です。「早く寝てくれないかな」「早くおしゃべりが上手になってほしいな」など小さな不安や迷いがあったらどうぞ遊びに来てください。

    皆さん、こんにちは!
    秋も一段と深まり、色とりどりの落ち葉やドングリを探すのが楽しい季節になりました。「食欲の秋・芸術の秋・行楽の秋」と言いますが、皆さんはどんな秋をお楽しみですか?

    我が家も子どもが小さな頃は、自然に触れさせたくて虫取り網やバトミントンを持ってピクニックに行ったり、秋の味覚を求めてさつま芋堀りに行きました。捕まえた虫を持ち帰り飼育したり、畑で尻もちをついて泥だらけになったり...苦笑

    子どもが成人した今、当時を振り返ると懐かしさで胸がいっぱいになります。
    幼い子どもと一緒の外出は荷物も多くなり大変ですが、その時期だからこその楽しさがあります。是非、お子様と一緒に秋の自然に触れてみませんか?

    先日、子育ての研修会に参加した時のことです。講師の先生が「我が子の良いところをいくつあげられますか?」と仰いました。私は一瞬戸惑いましたが、皆さんはいかがですか?スラスラと2~3個は簡単に思いつきますか?

    その先生が仰るには、日本人は昔から「謙虚謙遜を美徳」としているので自分自身のことは勿論、身内のことも人前では誉めずに「へりくだる」のが良識とされてきました。その様な習慣が関係するのか? 今でも保護者の多くは長所よりも短所が目につきやすい傾向にありませんか?

    しかし、保護者だからこそ日常的に我が子の良いところを積極的に探して褒めて、子どもの「笑顔・自信・自己肯定感」に繋げていくことが大切だと思うのです。

    今回は育児に活用することで、子どものやる気を引き出すのにも有効な「フレーミング」をご紹介します。「フレーミング」とは物事の捉え方や考え方に、今までと違った見方をすることでプラス思考に変える心理学療法のひとつです。

    例えば、子どもにおもちゃの片付けをさせた時に半分しか片付けませんでした。
    その時に①「半分しかできなかった」と怒るか? ②「半分もできた」ことを褒めるか?
    ① 半分しか・・不満や不足などネガティブ・否定的な考え方
    ②  半分も・・・満足や喜びなどポジティブ・肯定的な考え方
    「ここまで一人で片付けたの。ママびっくりだわ! 凄いじゃない」と褒められたら、子どもはどんな顔をするでしょうか?得意になって最後まで片づけるかもしれませんね。

    短所を長所に言い換える「フレーミング」
    皆さんも日々の生活の中で試してみてくださいね。

    ●落ち着きなく騒がしい → 明るくて元気がいい。子どもらしい
    ●怒りっぽい      → 感情を素直に出せる。自己主張ができる
    ●しつこくて頑固    → 粘り強くて頑張り屋さん。意志が強い
    ●飽きっぽい      → 気持ちの切り替えが早い。好奇心旺盛

    ★子育て支援センターげんきっ子(国納保育園内)相談日★ 
    火曜日・金曜日9~12時