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  • 人の役に立つ喜び

    2022年2月1日
  • アバター画像 宮島 佐代子
    私の子育ては、不安や迷いでいっぱいでした。 でも、子どもたちのお陰でたくさんの人に出会い、 学びそして成長させてもらいました。 子どもが自立した今、今度はお母さんたちの 応援をしたいと思っています。

    新しい年となり1か月が過ぎました。今年はどんな一年になるのでしょうか。良い年にしたいですね。

    さて、小さなお子さんがいる年末年始は、忙しかったことと思います。子どもの笑顔が見たい、家族が喜んでくれると思いながら頑張った方は多いのではないでしょうか。その思いは、私たちが動く(働く)原動力になっています。自分のやったことで誰かが喜んでくれる、誰かのために自分が役に立つ、と思うと疲れていても不思議ともうひと頑張り力がわいてきたりします。

    皆さんは自然に当たり前のように動いていると思いますが、子どもたちが同じような思いになるにはどうしたらよいでしょうか。難しいことではありません。子どもたちにお手伝いをしてもらいましょう。上の子には、赤ちゃんのおむつを取ってもらったり、食器を運んでもらったり、年齢に合わせて出来ることはたくさんあります。そして、自分が家族の中で必要とされていて、存在を喜んでくれているという体験をさせてください。

    また、私たち親は子どもにしてほしいこと、すべきことを指示や命令で伝えることが多いです。子どもをきちんと振る舞わせることに忙しくて親自身がどう思うか、どう感じるかを伝えることが抜けてしまいます。ところが子どもが自ら動きたくなるのは親の気持ちを聞かされたときなのです。「いい子ね」「えらいわね」のほめ言葉ではなくて、お母さんの笑顔と「ありがとう」「うれしかった」「助かったよ」の言葉でお手伝いは喜びに変わります。大切なことは、感謝や共感の中でだけで教えることができるのだと思います。

    動機付けには他にもほめられて動くというのもありますが、「ほめられる」という見返りが必要になります。また叱られたくない、怒られたくないというのもあります。それは、相手に対しての怒りの気持ちが生まれたり、萎縮した気持ちにもなります。副作用はなるべくない方がよいですね。

    まだまだ不自由な日常が続きそうです。窮屈になったら、子育てひろばに遊びに来てください。お待ちしています。

     

    子育て相談は月曜日、乳幼児すくすく相談は水曜日のいずれも9時から12時
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