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    2020年5月1日
  • アバター画像 栗原 富智枝
    子育て支援センター げんきっ子で相談員をしています。「子どもにとって大切なこと」それはゆったりとあたたかく子どもの成長を見守る回りの大人の存在です。「早く寝てくれないかな」「早くおしゃべりが上手になってほしいな」など小さな不安や迷いがあったらどうぞ遊びに来てください。

    皆さん、こんにちは!春を迎え新緑が眩しい季節になりました。
    例年でしたら遠足など楽しい行事が沢山ある季節です。

    しかし、今春は緊急事態宣言前から小学校、中学校、高校は休校中。保育園と幼稚園の対応は様々なようですが、げんきっ子は休館中です。このような状況が続く中、ストレスから色々な問題が起き始めました。

    未就園児  → 外遊びができない、お友達に会えない、祖父母に会えない
    小学生以上 → 学校で友達に会えない勉強できない、外出できない、スポーツできない

    こんな「ないない尽くし」の状況ですから、子どもだってストレスがたまります。
    どうして?いつまで続くの?どうしたらいいの?と疑問と不安が交差して「暴れる」「叫ぶ」「わがままになる」「甘える」など、普段は見られないような面が出ていませんか?このような症状が出ると保護者は驚き、どう接したらいいのか戸惑いますよね。

    子どものメンタルヘルス専門家は、これらの症状を「非日常における正常な反応」だと言います。話すことが出来る年齢の子どもには
    ①心の内を聞き出す
    ②感染予防を分かるように説明する
    ③スキンシップを多くする
    …などを心掛けてください。

    ① → 向き合って聞いてあげることが大切です。
    理屈っぽくならずに「うんうん。でも大丈夫だよ」と優しく聞く。年齢によっては疑問や不安に丁寧に答えてあげましょう。
    ② → 文部科学省から子ども向けの動画が公開されています。
    やってみよう!新型コロナウイルス感染症対策 みんなでできること」を検索ください。キャラクターのまもる君が、感染予防の正しい知識を分かりやすく示しています。
    (内容は、正しい手洗い・健康管理・部屋の換気・3つの密・マスクの作り方)
    正しい知識を持って、それを実行すれば不安は薄れます。親子で再確認してみましょう!
    ③ →★子どもが何歳でも甘えてきたらギュッと抱きしめる→夜は一緒の部屋で寝るなど。
    ★子どもと話す時間や遊ぶ時間をとる→兄弟がいる場合は一人ひとりと向き合う時間を。
    ★悪いところ出来ないことを探すのではなく、良いところ出来ることに目を向けて褒める。
    ★子どもに役割を与えて頼りにする→その都度ねぎらいと感謝を言葉にする。
    年齢ごとにお手伝いの内容は変わりますが、その目的は家族の一員として役に立っている自信と満足感を持たせること。頼りにされ必要とされることで、自己肯定感が高まります。

    さて、幼児のお手伝いとして「部屋の換気時間のお知らせ係」を頼むのはどうでしょう?換気は感染予防の鍵なので「〇〇ちゃんがコロナから守ってね。みんなの為にお願いね」と時計の見方を教えれば喜んで引き受けてくれるでしょう。換気の都度に「ありがとう!〇〇ちゃんのおかげでウイルスが逃げて行ったわ」と笑顔で褒めるのも忘れずに!

    最後になりましたが…誰もがストレスを抱えている中、一番見落とされやすいのは、お母さんのストレスです。お母さん自身の心と身体を守るためにも「一人の時間」と「小さな楽しみ」を持つようにしてください。そして、もし笑顔になれない時には気軽にお電話を!

    ●子育て支援センターげんきっ子(国納保育園内)相談日● 
    火曜日・金曜日9~12時
    【お電話で相談を受付しております】
    0480-34-5891