みやしろで土に癒される暮らし


都会では土を触ることなどなかった

忙しい毎日や
人との関わりの中で感じるストレス
そして自分へのイラ立ち

そんなものに
押しつぶされそうになる経験はだれにでもあるかもしれない

子供が大きくなってきて
マンションの下階の住人から苦情が来るようになった
「静かに!」「走っちゃだめ!」と繰り返す日々のなか 都会の狭い空を見上げて思った

「田舎に住もうかな・・・」


通勤に便利で自然があるところ
一戸建ての庭付き賃貸もある
ショーウィンドウで知る先取りの季節ではなく
ここにはたっぷりの自然と
ゆるやかな時の流れがある


近所で畑を借りられた
生まれて初めての農作業
土に鍬(くわ)を入れると 
素人目にも肥えた土が現れる


やわらかな土に足を取られながら
どうにか苗を植えた

なぜだろう
こうして歩いていると
わくわくしてくる
これは 子供の頃のあの感覚・・・


無心になって土に向き合うと
日頃の疲れとは違う心地よい疲れに包まれて
ぐっすり眠る

土は気持ちがいい


「宮代町ってどこ?」と聞かれると
「東武動物公園があるところ」と答えるようにしている
町の知名度は低いかもしれないが
そんなこと子どもたちには関係ないらしい

ここに来て 子供たちが変わった
体力がついた
子供らしくなった


野菜を育て始めると
最初は同じ緑色にしか見えなかったのに
葉を見て種類がわかるようになってきた
特に世話もしないのに
野菜はぐんぐん成長して
子供と一緒に収穫できた


季節を楽しみ
おいしいものを食べ
笑って暮らす毎日

ここが家族のふるさとになる

今回撮影にご協力いただいた石田さんファミリー。宮代町に移住して3年目。写真の他にも、小学生のおねえちゃんが2人いる6人家族。ご主人は都内で美容室を経営。
お休みの日は新しい村でザリガニを獲ったり、自然の中で遊ぶことが多いそう。「みやしろには個人が頑張る個性的な飲食店がいろいろあって、そういうお店をめぐるのがおもしろいです。10月の新しい村でのイベント、里山マルシェも楽しみです」

※今回の記事は、移住された方々からのインタビューを取りまとめ、編集したものです。

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【 撮影協力 】
日本工業大学 写真部
A.YASUTA
K.OGAWA
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